9月11日(木)午後から雨模様です、あさの天気予報・・付いてないなと思いながら午後1時刈萱さんへ行ってみると、なにやら大勢の人だかり、TV局の方もいて、取材かな?ところが、NUPRIのまち歩きに観光ボランティアの方々の研修を兼ねた集まりで、NHKさんのTV取材がきていました。
今回の案内をしてくださるのは、ベテラン観光ガイドの丸山工さん、ヘッドホンマイクを腰にスピーカーの付いたいでたちで挨拶をされ、われわれの七福神めぐりがスタートです。
竜野隊長スタートです!!
①寿老人(かるかや山西光寺)
寿老人は中国では南極老人星の化身といわれ、南の地平線にあるので北半球では見ることが難しく、この星を見ると長生きが出来るといわれている、長寿の神様です。
・・・かるかや山前の信号、ここから善光寺を見ると、仁王門、山門、本堂の屋根が3つ連なって見えるポイントです、気をつけて見てください!
②大黒天(大国主神社)
長野中央郵便局の駐車場の中にありました。(鳥居があるので目印に)三角の旭山の下、小高い所が大黒山といい、その街道沿いにまつられたのが大黒様、インドの戦いの神様で中国に入り台所の神になり、日本に入ってから大国主神と結びついて、福の神、農業の神として信仰されました。
・・・この長野中央郵便局の前に、長野に1本だけの「たらよう」という、葉に字が書けるという『ハガキの木』がありました、正面入口の道路の際にありますよ!
③福禄寿(秋葉神社・十念寺)
火災除けの神様、三尺坊という天狗だといわれていました、三尺坊は、福(幸福)、禄(財運)、寿(長生き)の3つを授けてくれる、福禄寿の化身とされている。
・・・十念寺を後に振り向くと、朝日山の山型と十念寺の屋根が、ピッタリおなじ形にかさなっていました!
④弁財天(往生院)
インドの河の神様、唯一女性の神様で、琵琶を弾くお姿から、芸能の神様としても信仰された。このお寺は善光寺火災の時5回も、善光寺さんの仮堂になり、仮堂のことを権堂といったので、地名が権堂となったそうです。
・・・でも弁財天のそばには河が見当たりません?なんと裏に水亀が置いてありました!
おいしいコーヒーで一息つきました。
表参道の街路樹は、「かつら」の木、葉の形がハートなんです!善光寺の柱108本にかつらの木が多く使われています。権堂付近には、「りんご」の木が街路樹になっています、探してみてくださいね!コーヒーブレイク、楽茶れんが館で、少しのどが渇いたので、おいしいコーヒーで一息つきました。
⑤布袋(藤屋御本陣)
布袋さまは中国に実在した「契此」かいしというお坊さんで、ふくよかなお姿から福の神として信仰される。こちらの布袋さまは、戦艦「大和」の艦長だった長野県辰野町出身の有賀幸作中将の生家に伝わったものだそうです。
・・・藤屋御本陣の正面玄関の手前右側(建物の外)に安置されていて、いつでもふくよかで、愛らしい布袋さまにお会いできます!
⑥恵比寿(西宮神社)
恵比寿さまは漁業の神、商いの神様としても信仰がされ、また、唯一、日本の神様なんです。長野県内に恵比寿さまをまつっているところは、たくさんありますが、単独でおまつりしている神社はここだけです。
・・・長野の11月のえびす講花火は、夏の間各地で花火大会があり、長野の多くの花火屋さんが出かけていた為、この時期になったんだそうです。
「仁王門」 善光寺の仁王門の仁王像は通常とは逆の配置なんです、左側に阿形・右側に吽形を配しています。それは、冬至に東から昇る朝日が「阿行」を照らし、日の入りで「吽行」を照らす為といわれている。知りませんでした勉強になります!
⑦毘沙門天(善光寺世尊院釈迦堂)
毘沙門天は北の方角を守る神様、戦いの神様ですが、福の神としても信仰があります。世尊院の中央に、国の重要文化財で日本で唯一の等身大銅像の釈迦涅槃像がおまつりされています。善光寺では、ご本尊に次ぐ尊い仏様、ご開帳の時には本堂前と同じように、回向柱が立てられます。
・・・通常は、釈迦涅槃像は拝見できないのですが、千円お支払いして、拝見することできます、是非ご覧下さい!
あれ!NUPRIの会員さんNHKさんのインタビューに答えてるよ
「いかがでしたか?」
今回のNHKさんの取材は観光ボランティアの皆さんの取り組みを番組にされたようです。10月10日(金)午後6時~の「イブニング信州」で放映されますよ。