牛についてく善光寺 ~参加者Xのレポート~

の上ではもう秋とはいえ、まだまだ肌に痛い日差しが照り付ける9月1日。NUPRI主催のイベント「門前まち花遊歩」に参加しました。ドレスコードは「着物または浴衣」。わたしは着付けの練習もしないで○年ぶりに浴衣を引っ張り出したため、帯が結べないだ何だと朝からドタバタしましたが、なんとか集合時間には間に合いました。。。

受付に集まっていた女性は、しっとり素敵に着物を着こなした方ばかり!いつも元気なTさんまでが、こなれた和服姿で登場したのには驚きましたが、え~い、ここは若さでカバー!…と自分を勇気づけました(^_^;

先導はゴージャスなフリンジの付いた旗(?)をまとい、威風堂々ながらもまつ毛が愛らしい「牛の杏花ちゃん」。杏花ちゃんから連なる紅白の綱にみんなでつかまりながら、善光寺へと向かいます。50人を超える和服の女性が歩く姿は美しく壮観!沿道の方もしきりにカメラを向けていらっしゃいました。

中央通りは歩行者天国で、軽トラ市やさまざまな催しが開かれていました。その真ん中を堂々と、しかも牛歩の歩みで進んだため、市のお店をのぞいたりして道中を楽しむことができました。途中の交差点の信号では、全員一緒に渡るためにタイミングを見計らって「えいや!」で渡るのが、なんだか遠足みたいで楽しかったです。

セントラルスクゥエアから30分以上かけて善光寺に到着。山門にて善光寺寺務総長よりごあいさつをいただきました。ここまで連れて来てくれた杏花ちゃんとはここでお別れ。それぞれに記念写真を撮って別れを惜しみました。

お昼は円乗院さんで精進料理をいただきました。地元にいながら宿坊での食事は初めてで(しかも帯がキツイ!)緊張のせいかあまり食べることができませんでした~(;_;)。次回は服も心もゆったりと、あらためていただきに参ることを心に誓いました。

その後、大本願でお上人様からありがたいお話とお守りをいただいて、全体は解散。門前町を2つのコースでご案内してくださる方々の後につき、ふだんは通り過ぎてしまう善光寺界隈のいまを見て回りました。古くから続く老舗の店舗があったり、古い家屋をそのまま活用した新しいお店が開いていたり、門前には知らないことがたくさんあって驚きました。もっと長野のまちを知って、もっと長野を愛していきたい!と思いました。

企画してくださったNUPRIのみなさん、協力してくださった周囲のみなさん、誘ってくださったSさん!楽しい一日をありがとうございました。また開催してくださいね。次回はもうちょっと和服を着こなせるように精進しときます!!